かわいいアプリ。
最近のスマートフォンユーザーの移り変わりとして、
一台持ち
Android
の増加と共に、
女性ユーザーが増えているようです。
スマホがギーク用ガジェットではなく、
高機能ガラケーとして生活に入ってきているわけですね。
テンキー搭載のスマホも登場してますし。
ということはそろそろ、
ガラケーで起こっていたかわいさカスタマイズが
スマホでも発生するのではないかと思います。
まず、デバイス自体へのデコりは
スマホケースへのデコりに継承されていますね。
綺麗にラインストーンを貼ったケースの人もよく見かけますし、
デコり済みのケースも雑貨屋に並んでいます。
そこで、次はやはりスマホの中身、ソフト面のビジュアルカスタマイズが求められるはずだと思うんです。
ガラケーで言う、きせかえツールのようなもの。
現状では、ホーム画面の壁紙は変更できるものの、
アイコンそれぞれのデザインは当然個々のアプリに依存してしまっています。
しかもそのアイコンはと言うと…
お世辞にもかわいい、センスあると呼べるものはごく僅か。
アプリとしての利便性も兼ね備えたものは皆無と言ってもいいくらいです。
iTunesストアに並んでいるものを眺めていても、
ロゴかキャラクターを表示しているものばかり。
下手するとテキストのみ、というのもあります。
これからスマホのビジュアルに凝る流れが進んだ時、
既存のアプリはダウンロードされなくなってしまうのではないでしょうか。
唯一、こういった意味で「成功」しているアプリがあります。
それが、「ドラえもんアプリ」という16個の無料アプリ。
内訳は、『ドラ電卓』『ドラ電池計』『ドラ時計』『ドラタイマー』『ドラじゃんけん』の実用的アプリが5本と、
マンガ『ドラえもん』の電子書籍11話分。
ここまでなら普通のアプリだし、例えば電卓アプリなんていくらでもあります。Rio電卓とか。
でも、この16個のアプリの凄い所はこれ。
16個のアプリを順番どおりに並べれば、
iPhoneのアプリ選択画面がドラえもんの顔になります。
これは並べたくなりますよね。
中には、並び方を変えてネタに走る人も…
ドラえもんの例はキャンペーンの一過性のものでしたが、
今後こういった「ホーム画面もデザインするアプリ」は強くなると思います。
アイコン単体でも、かわいいものに。
ホーム画面を意識したアプリには、
もうひとつ、大きな強みがあります。
かわいいアイコン、かわいいホーム画面にした場合、
ユーザーはおそらく1ページにそのアプリ・画面を持ってくるでしょう。
iPhoneを長らく使っている方にはわかると思いますが、
アプリったらどんどん溜まっていくんです。
そうして何ページにも渡ってアプリが散乱した場合、
1ページ目と最後のページのアプリの使用頻度は雲泥の差です。
頻繁に使いたい時は、前の方のページに持ってくるはず。
そんなアプリ一覧のプレミアムな枠を、
アイコンデザインによって占有できれば…。
これは大きな強みですよね。
今でこそそんなかわいいアプリは数少ないですが、
一気に増える可能性は高いですね。