正しい2011年の振り返り方

今日で、2011年ともお別れです。


今日は、
今年を振り返る人も多いでしょう。


でも、とても大きな災害が起きたから、
僕らは2011年を「悲劇」として振り返ることを、強いられてしまっている気がします。


もちろん、
今年の地震が圧倒的な悲劇であることは当然なのですが、
今年だって、2010年やもっと前の年と同じように、
星の数ほどの喜びが生まれたはずなんです。


例えば。
2011年3月11日に、お子さんが産まれた人もいるでしょう。
その方に、2011年3月11日がどんな日だったかと問うならば、
きっと希望の日であるはずなんです。


地震のことは忘れろ、と言いたいのではありません。
むしろ忘れることなんて、今や日本人全員にとって不可能な話で。
否応なく3月11日に想いを巡らせてしまう。


ただ今年を振り返る時に、
まわりの人には、自分に起きた嬉しいことを思い出して欲しいなって。


2011年、
お子さんが産まれた人、
愛する人と結婚した人、
第一志望校に合格した人、
小さい頃からの夢を叶えた人、
片想いが成就した人…



地震の時、
僕が一番無力感を味わい辛かったのは、
僕のまわりの人が、
日々の生活で笑顔を見せなくなったことでした。



あなたにとって。
2011年はどんな年でしたか。





どんないいことがあった年でしたか。