第3回販促会議賞で得たこと。

12月1日発売の雑誌「販促会議」で、第3回販促会議賞の最終結果が発表されました。


以前も報告しましたが、私は協賛企業賞を頂くことが出来ました。
(報告しました前回の日記はこちら 【ご報告】第3回販促会議賞でセガ様より協賛企業賞をいただきました - ぬのむ日記


雑誌「販促会議」のHPはこちら。
http://ec.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/hansokukaigi/


販促会議賞とは、協賛している企業さんの提示した課題に対しての、
販売促進のアイデアコンテストです。


詳しくは販促会議賞のHPで。
僕の出した企画書もご覧頂けます。
第3回 販促会議賞



今回で私の参加は2回目なのですが、
その中で、考えたことや、
協賛企業賞を頂いた企画をどういう想いで書いたかを記しておこうと思います。
正しいかはわかりませんし、ぺーぺーの戯れ言として読んで頂ければと。
当初の目標だった「決勝に残る」は全く達成できませんでしたし。。



参加しないと意味がない

「宝くじは買わないと当たらない」という意味ではなく


参加せずに結果だけ眺めて得られることより、
参加することによって学べることがめちゃめちゃあるよ、という意味で。


僕が販促会議賞に初めて応募したのは、今年1月にあった前回の時。
時期的には、修論の佳境とカブっていたので、
「出さない」という選択肢を取っても何ら問題はない、むしろ「出さなくて普通」くらいの状態でした。


でも、
自分の力試しだったり、
その前に参加したapplimのリベンジの意味でも、
「一度企画を1人で考えアウトプットしたい」という思いが強くなり、
無理してでも1つは企画を出そうと決めました。
そして出すからには、自分の納得のいくクオリティまで仕上げることは最低条件にしました。


結局、2徹くらいして時間ギリギリに提出。
結果は、一次選考は通過したものの、決勝には残らず、というものでした。


名前だけが誌面に小さく載った程度ですが、
それでも嬉しかったのを覚えています。


その時、自分の企画•企画書の問題点を見つめ直し、
また同時に「どこが評価されたか」を振り返ることもできました。



そして、その反省を活かしての今回。
評価されたところ、
まだまだ詰めの甘いところなど、
大変勉強になっています。


尊敬する師匠はおっしゃいました。
「アウトプットのタイミングを待つな」と。
大事なんです、アウトプットすることが。



伝える「こと」って大事

当たり前のことではあると思うのですが。
企画アイデアコンテストということで、
面白い手段、5W1Hで言うところのHowが注目されがちなのかもしれません。
参加者側も「面白いHowを提出しよう」とやっきになったりして。


もちろん、手段が面白いに越したことはなく、
僕だって大好きです。
でも、
審査員をされた高広さんのツイートを見ても思うことですが、
企業からの課題を与えられてる以上、
一番大事なのはHowではなくWhat、
伝える手段ではなく伝えるメッセージ、物語だと思うんです。


その企業、ブランドが目指す姿ってなんだろう。
その商材が僕たちに与えてくれる喜びってなんだろう。


それをしっかり考えられてこそ、
面白い企画が出来るのだと思います。



どうやってこの企画が生まれたか

最後に、自分が出した企画について。


まずは18個の課題のうち、自分が考えやすそうなものを数個選び出して、
たまに余所へつまみ食いしながらうんうん唸ります。


その中で「龍が如く」について考えた時、
どうにも良い案が浮かばないので
ゲームの舞台である歌舞伎町を、仕事帰りにブラついてみました。


そこで「そーいえば繁華街には客引きがおるぞ!」と気づき、


龍が如くは何を与えてくれるゲームなんだろう」という問いと、
「客引きって、僕たちにとってなんなんだろう」という問いを
頭の中で、多分に妄想を交えながらクロスさせていくことで、
この企画は生まれました。


実際に関連する場所に足を運ぶことは、
気づきが得られるのはもちろん、
視覚的な刺激が脳に心地よい影響を与える気がします。



もちろん、まだまだ課題は多いです。
特に、今回出した企画はワンアイデアだけに因るところが多く、
イデアだけど企画にはなっていないなぁと、今は思います。


また表現方法も、第一回のグランプリの影響をモロに受けてしまっていると思います。
博報堂ケトルの嶋浩一郎さんが寄せていた「カタのないコンテストにカタが出来てしまっている」というコメントまさにそのものだと思います。



いやー、難しい。


ただ、振り返って一番思ったことは、

企画するって楽しい


次回もまた、頑張ろうと思います。